まりちゃんズ復活動画
YouTube - 尾崎家の祖母
尾崎のテンションが昔より低めなのが残念。尾崎も普通に年を取るんだなあと思った。藤岡さんの髪の毛が普通になっていることに(そりゃそうだよな)と思う。復活ライブをやってもタイムマシンに乗れるわけじゃない。
尾崎家の祖母がご生存だったのがめでたい限り。
藤岡さんトーク
YouTube - 牛乳トイレットペーパー海苔
声は同じ、でも姿は変貌の藤岡さん。変態チックな男の人だったのが、変におかしいオヤジになっていることにへーと思う。垣間見える「普通の人じゃなさ」。
冒頭の「当時のレパートリーが恥ずかしい」という言葉に(そうだろうなあ)と思う。むちゃくちゃだったもの。
藤岡藤巻の曲になるほど
昔の曲をただ懐かしんで歌うよりも、と思った。なんか感慨と共に支持。
考えられないような変な人たちをきゃーきゃー笑っていた中学生になったばかりの当時のわたし。そして現在の自分。あの頃にいたあの人たちも人生やってきたんだなあと思う。そしてこういう表現の仕方になったのかと感慨。
まりちゃんズが生まれた時代背景
アングラの去った後にはズサンの時代が来た
まりちゃんズはフォークが既にアングラではなくなった74年、あるフォークコンテストに出場したのをきっかけに、当時歌謡フォークをウリにアナーキーな活動を展開していたエレックレコードの目にとまる。彼らの登場をある関係者はレコードのライナーでこう語る。
「ひょっこり出てきた三人組。唄い出すやいなや地球も割れんばかりの大爆笑。こりゃいけると暗示にかけられた私めがもちかけりゃ、悪乗りした浅沼プロデューサー、お金出すからレコード作れときたもんだから話がひどくなってきた。ところが本人達『あんな変な歌、おぼえているわけないよ』と言えば、おぼえているから俺が唄うと青木ディレクター。誰が唄うかでひともめしたあと、とにかく急いでレコーディング……」
早い話がグループもレコード会社もズサンな「お笑い」をマジメに演じていたのだ。資本主義にどっぷり使った今のレコード業界ではまず考えられない牧歌的なエピソードである。この時、彼らがうたった“変な歌”がデビュー曲となった「ブスにもブスの生き方がある」であった。
(ブスにもブスの生き方がある まりちゃんズ )
当時だって、そんなにメジャーな存在じゃなかった。知ってる人の方が少ないってのがまあ一般的だったと思う。ただ知ってる人には偏執的に記憶されてるグループだと思う。