リツエアクベバ

satomies’s diary

おほしさまの人のブクマからあちこち

 昨日の日記におほしさまの人のブクマがつく。コメントがおもしろい。

2007年01月16日 junkMA 一発当たって大当たり、を知らず全体観で認識するだけの危うさ:全体として知れるものを、自分の回りの世界だけで判断しかねない危うさ:両方認識することで『可能性』を理解することが出来る:A=A、A×B=∞:広い心?

 「一発当たって大当たり」に思わず笑う。そうなの、そうなのよ。宝くじ買ったろか、子どもに買わせたろか、っていうのはよく聞く。しかし宝くじは当たらんね。
 でもさ、千人に一人だのとか障害とかじゃなくったって「普通じゃないこと」ってのは、けっこう誰でも遭遇するんじゃないか、とも思う。特に30越えたらそういうことってけっこうあるようにも思う。ドラマのような展開の病気とか事故とかってことで言えば、いつ自分に何が起こるかはわからない。自分の周囲に誰かに何かが起きても、それは自分とは無関係ってよりは、経験の先輩って感じで、いつか自分も同じようなことがあるんじゃないか、みたいな感じ。それをどこか実感でもっていくなんてことが、いわゆる年を取っていくってことかもしれない。
 で、そんなことに実感していくような経験ってのが増えていくっていうよりもその前の時代は、やっぱり恋愛ってのが大きいよな、と、おほしさまの人のクリップしたヤツをつらつらと眺める。わたしんとこブクマしたのの下の方のいくつか。
 はいコレ、この順番の下のいくつか。リンクしてTB飛んでいくのがめんどくさいので、そんなまわりくどい紹介。
 おお、そだそだ、と思い出して、OEの送信済みアイテムなんてとこから、自分の送信メールを引っ張り出す。こんなこと書いてましたよ、わたし。

 あなたのことは好きよ。でも、いいお友達でいましょうね。
 あとさ、あとさ、言葉で行動抑制しながら、視線が誘ってるぞ、とか。
 前者はさ、アンタはNOだけど、わたしのことは好きでいてね、ってこと。
 後者はさ、自分のフェロモンの力をテストしてるようなもの。意識、無意識こだわらずね。
 この辺、本当に無意識にさらっとやってのける女性ってのが実はタチが悪いと思うよ。

 はい、男性に女性心理解説、なんて内容で。
 よくわかりませんが。こういう心理ってのはもってる女性ってのは多いんではないかと。ぶっちゃけ自分の中に、ただの一度もそういう心理が無かったか、なんてことは、やっぱり自分で言えないってとこもあると思う。
 ただし。ただし。ただし。
 心理として持っていようが、それを行動の形として実際にやるかやらんか、ってことなんじゃないかと思う。それはぶっちゃけ、男が相手の性に対して発情するってことがあっても、実際にそれを行動に起こすか起こさんか、ってとこと同じようなものなんじゃないか、とも思う。
 で、やっぱり関わるとイタいぞ、ってのは、これを「こんな心理アタシは持ってません!」なんつってでもアンタ行動がそうじゃん…、って女性なんじゃないかとも思う。男と女ってのは、誰だって加害者って立場に立つ可能性はいっぱいあるとも思う。心理的な加害者ってヤツ。
 それと。これ無意識にやっといて、そうやって男の心理を動かして、そのくせ「そんなつもりはなかったのに…」って雰囲気がとても似合う女性ってのが、まあ、女性として一般的にモテ系なんじゃないかとも思うのだけど、違うのかな。
 毒をもつ男ってのが好きな女がいる、毒をもつ女ってのが好きな男はいる。ただしある種の女の毒は男には見えにくい、ってことかもしれない。
 この辺。ってことで思い出すのは山田詠美の「蝶々の纏足」。とてもおモテになるきれいな女の子のウソみたいなものを見抜いていて、自分の欲望や感情に堂々と対している主人公の女の子の方が、ずっとかっこいい。