リツエアクベバ

satomies’s diary

自閉症の話

 自閉症の話をgooに入れたい、と思う。思うのだけれど躊躇する。躊躇しながらも以前入れたことはあるのだけれど、それでもやっぱり躊躇はする。
 自閉症の家族でもなくきょうだいでもなく身内でもないことからくる躊躇。わたしが書いていいんだろうか、わたしが言っていいんだろうか。誰かに、アンタなんかにわかるもんかって怒られるんじゃないか、とか、思う。
 以前、ライブドア未来検索ってヤツに「ダウン症」というワードを登録していて。そのうちに閲覧をやめてしまった。理由はつまんないものが多かったから。
 その中で、おいおいと思うものはけっこうあって。「〜のです」と断定的表現を使用。でも、それ違うよ?的なもの。何を根拠に?誰に聞いたの?何読んでだか文献でも出してくれない?なんつ〜ことを感じる「〜のです」なんてのも多かったな、と。
 要するに、自分がこれをやるんじゃないかっていう不安なんだと思う。そういう躊躇なんだと思う。断定的表現を使わなかったとしても、堂々と記述なんてこと、できるのか、という躊躇。
 なんてことをまたもふらふらと考えているのは、自閉症を扱った本を紹介したくてたまらなくなってるから。だっておもしろいんだもの、絶対オススメ本だよな、と思う。「僕の歩く道」を見て関心持った人には、次にはコレだぜコレって感じ。感動いきます的な本ではなく、ふむふむなんてことを思いながら気軽に読みすすめられる。そして自閉症児が育つ中で出てくること、なんてのが次々と出てくる。
 重々しく思わなくても読めるぜ読めるよ、なんて思うんだけど、自閉症の保護者からは、ああアレね、だからどしたの?みたいに思われたら恥ずかしい、なんてとこも躊躇の中にはあるんだと思う。新刊本でもないのだしね。
 ぶつくさ思いつつ、結局やったことは長いことほったらかしにしていたブクログの整理。
 この中にこの、ああ紹介したいなあって本があるわけで。なんだよどれどれ?と思う物好きな方はどうぞ。→ S:本棚
 ヒントは落語家さんみたいなかわいい表紙。