リツエアクベバ

satomies’s diary

全国一千万人(?)のたこぽんファンへ

 男の人ってさ、どかっと二つに大きく分けて、こんな分類があると思う。晩のオカズのことを考えている時に世界平和を考えているように見える人と世界平和を考えている時に晩のオカズを考えているように見える人。
 昨日うちに遊びに来た人は前者。彼はね、「間」がオイシイよ。あとね、ちょっとした目の表情、口元のというか口角のちょこっとした動き。こういうリアクションがいいよ。ぷぷっと笑いたくなりながらも、反応がよくわかる。
 ガキ共といっしょに4人で外で昼飯。飯食ってるとき、しゃべってたらちょっとした拍子に、わたしのかわいらしい口元からご飯粒が一個、ぽろんと落っこちてしまいました。ありゃりゃ。一応初対面の男の人の前でご飯粒落っことしちゃったぜ。こういうのはね、言ったモン勝ちだぜ。と、いうことで「ご飯粒落っこちちゃった」と正直に(つか目の前だから当然見てるぜ)自己申告しましたら、「お行儀が悪いですね」と。ははは、「先生」みたいだ。
 昼飯食ってから、コンビニで高いアイスを買わせてうちへ移動。うちの車庫入れはすごく大変で入れながら「すごいでしょ」と威張る。「すごいですね」と「先生」に言わせてにんまり。
 ネット上で「壊れそうなパソコン」と言いまくっている機器に関しては、「実家にあるボロボロのパソコンと同程度」だそうで、「新しいのを買った方がいい」と何度もご注進を受けました。新しいのを買ったらこんなに違うものかと驚くはず、と、おっしゃる。5年くらい前にネット上のお友だちをオニーチャンもオッサンもカーチャンもとどやどやと家に呼んだときには、みんな「早い早い」と驚いたものだったのに、時の流れというのは残酷なものだ。あ、いや、アレはあの時期にケーブルの接続状態というものが珍しかったからかもしれない。ADSL出現以前だったしね。それに当時のそのメンツはその時期使っていたPCをいまだ使っている人間はそういえばすでに誰もいない。7年目の愛機、がんばってるよ、よしよし。すごいなオマエ。
 「新しいのを買った方がいい」に「でも動くもん」と引かないわたしの前で愛機は彼の前でも即座に「日常現れる変な不具合」を見せてくれまして。それでもわたしはあわてずさわがず(よくあるから)ちょちょっといじり、「ほら治った」と威張っていました。「先生」は、「そういうときはプラウザを閉じるのはまあ正解ですね」と、ほらこういう真っ当なリアクションがなんかオイシイんだって。
 はてなのRSSの管理画面に変な不具合があり、はてなに質問を出してもわからなかった問題。これを見てもらって。いろんなことを試行錯誤してやってくれたけれど、結論は「近藤社長に嫌われているのが原因ですね」と。まあ要するにわからん、っつーことで。
 ぐっちゃぐちゃのPC回りを眺めながら「…。こういう環境ですか」とおっしゃられて、わたしに腕のあたりを引っぱたかれました。ばこーん。よくPC回りを写真でアップする人がいるけどわたしは絶対やらないからね、と言うと、自分のPC回りを撮ってはてなフォトライフにあげてある写真を見せてくれました。ふ〜ん、きれいじゃない、ふ〜ん。いいも〜〜ん。
 対面は初、とはいえ、ネット上ではなんだかんだとお話ししてきた経緯があり、絶対にわかってくれるはず、と思って、彼に一冊の絵本を突き出す。読め、と強制する割には「ページをめくるときはこうやってめくって。指紋はつけないでね」とウルサい。突き出した絵本は以前gooに出したコレ。時間をかけて丁寧に読む。読んでいる間、息子が彼にかまってほしくてうろうろ。読み終わった時点で「コレ、絶版はダメよね?」と聞くと「ダメですね」と即答。その後に続く感想の言葉の数々に、ほ〜ら理解してくれたと満足。
 DSLiteとマリオカートを持参、マリオカートのソフトは「友達ので遊んだことがあるだけ」で所持ではない息子に何回も負けていらっしゃいました。息子が強いのか彼が弱いのかはわたしにはわかりません。