リツエアクベバ

satomies’s diary

今日のおはスタ

 今朝のおはスタ。今日は木曜日ですよ、木曜日。変な事件を起こして事務所解雇、相方涙の謝罪ってのが話題のあの方がレギュラーの日。この事件の報道で番組スタッフはさぞ慌てただろうと思うと、本当に同情する。
 未来少年ヤマモトっていうキャラが終わり、最近は「やまっちゃま」という変な富豪小学生キャラをやってた。金粉まじりの食い物を食い、金のランドセルを背負って、カトウという側近を持ち、「アタッシュ」という袖の下攻勢でなんでも思い通りにしていく殿様キャラ。謎のアタッシュケースを渡すと人は言いなりになる、ってのは、ガキ番組であんまり見たくない構図。「あの中に何が入ってるんだろう」なんて質問に答えなきゃいけないのか?なんて疑問がどう番組に入ったのか、以前「番組HPでアタッシュの中身を当てよう」なんてイベントがあったようなことを番組内で言ってた。ふ〜ん、そういう風にもっていくのか、でどう落とすんだろ、なんて思ってたら結局「アタッシュの中身は謎」のまま。要するにはっきり言って、発想が金まじりの下品なキャラ。
 この金くさいキャラについている「カトウ」という謎の側近キャラはどんどん育ち、「おはガール物語」では貴重な悪役として活躍。別の曜日にまでその悪役を浸透させていっていた最近。「やまっちゃま」が突然消えたら、カトウはどうなるんだろう。
 さて、今朝の木曜、当然のごとく「やまっちゃま」は出てこない。「あれ?やまっちゃまが出てこないね」、っていう質問。そうだよね、そうくるよね。家庭ってのはこういうときにどんな説明をするんだろう。ったくガキの番組に出てる人が変な事件を起こすと、道徳的がどうのって次元を超えて、困っちまう。言えっていうなら要するに、アンタのねーちゃんといくつも年齢がかわらない女の子に無理やりエッチなことしたんだよ、って説明になるのか。どーすんだよ。
 「ああきっと寝坊したんだ」とナニゲに納得しようとする息子。そうだよ、この変な事件を起こした人、以前寝坊して穴あけてるんだよね、番組に。で、そうくるかと思う。思うけど、寝坊なら寝坊で以前のように番組内で「寝坊した寝坊した」と連呼されるけれど、今日のおはスタはこのやまっちゃまキャラをやってる人に関しては不気味に静か。変化があれば当然聞いてくるって習性があるんだよガキには。説明は家庭にお任せ、ってことなんだろうか。そうだよね、そうするしかないよね番組も。
 「悪いこと、したんだよ。テレビで仕事できなくなった、あの人」
 6年生だ、まあ言ってもいいだろうと思って言う。悪いことの内容はどうしよう、と思う。ルール違反にひどくうるさくて、時に融通が利かないとこがあるコイツのキャラだからか、その「悪いことしたんだよ」だけで「そうか…」と言う。母、続けて言う「番組作ってる人たちは、もうどうしていいかわからなかったと思う、突然だしね」。そう、悪いことするとみんなが困るんだよ、仕事ってのをやってる大人はね。仕事ってのはみんなで協力してやってるものなんだからさ。
 朝飯なんぞ食いながらそんなことを言ってると、画面に友近が出てくる。声優をやった映画の宣伝を兼ねて、番組内でなんだかんだと友近キャラをふりまく。息子は出てこない変な人のことを忘れて、友近に見入る。
 そうか、と思う。友近ってこういう使い方ができる。そしてなんだか全部了解して、スムーズに場にあきそうな穴をすすーっと埋められる人材のように思う。今日のこんな場面では多分適役。