リツエアクベバ

satomies’s diary

パトカーに乗ったちぃちゃん

 今日、かまぼこ買ってきたわ、学校にいくはずのちぃちゃんが降りるべき駅で降りないで、観光地まで行っちゃったから。「保護」という形で駅から最寄りの警察署へ。タクシーでワンメーターくらいのこの距離、この子、パトカーに乗ったらしい、よかったわねパトカー大好きだから(ったく…)。
 まいったね、と思いつつ、引き取りに行く。警察署の一室でさすがに神妙な顔をしていた娘に、警察の方々に「ごめんなさい」「ありがとう」「お世話になりました」を言わせて帰る。なんだ観光地だよ、まったく、と思ってお土産やで土産を買って帰る、まいったね。明日はちゃんと学校行ってくれ。
 息子に「今日、ちぃちゃんパトカーに乗ったんだよ」と言う。うっそー、いいなあ、いいなあと反応する息子に(アンタがもしも保護という形でパトカーに乗ることがあったら、それは相当ヤバイと思う、やめてくれ)と思うが、まあわざわざ言わなくてもいいことかと黙る。こんな些細なことでも「ちぃちゃんにばかり甘い」などと言われるネタになりかねないのが、障害児のきょうだい児。「愛されたい」という欲求の前で、「障害という事実」は、時々軽い。