リツエアクベバ

satomies’s diary

姉が子ども連れて一時帰国

 姉の一人息子は8歳。イギリス人とのハーフで英語しか話せず、日本に連れてくると周囲の子どもたちから外人扱いを受けてどうにも遊べないらしい。ウチの息子だけがまんま相手にしてくれて遊んでくれるのだと彼はウチの息子がとてもお気に入り。息子とこの子と遊んでいると英語と日本語が交互に行き来し、言葉自体はちっとも通じないのだけれどなんとなく平和に仲良し。「一緒に遊ぶのに言葉が通じるか通じないかなんてたいしたことでもないんでしょ、アイツは何言ってるかよくわからん姉と遊んで育ってきてるからそんなシチュエーションに慣れてるんだよきっと」と言うと、そう聞かされる相手はなんとなくどう返事していいか笑っていいのか悪いのかよくわからん顔をして困惑される。まんま受け取ってくれればいいんだけど、なかなかそういうわけにもいかないらしい。
 まあ、ウチの息子が英語を覚えればいいんだけど、先のことなんて考えればそれが賢明だとも思うのだが、思うだけでわたしはほったらかし。日本語を教える気が無い母親と覚える気など無い姉の息子とって取り合わせだったのだけれど、彼の口から息子に向かってカタコトの日本語なんぞが出てきていて、へえって思う。愛は言葉の壁を超えようとするのね。息子オマエはどうすんだ、まあ自分で決めなさい。