リツエアクベバ

satomies’s diary

息子の性教育

 3歳上の姉が第二次性徴を迎えていくときに、弟はまだ低学年でありまして。しかし支援が必要な知的障害をもつ姉の第二次性徴は、彼の目にさらされることが多いわけで。また彼の目には「自分より小さい姉」が大人になっていくということをちゃんと理解させなければ、ということが、ある時期から入浴を別にするということの説明にも関わっていくわけです。
 ということで、彼には2年生だの3年生だのの段階で、平仮名と具体的な絵が豊富な知的障害者用の性教育の本を教科書に、第二次性徴なんてのを教えてあります。女子の胸の変化を数段階に分けてイラスト化されているものを見ながら、「ちぃちゃんは今、この辺だね」などと会話しておりました。生理に関しては、「女の人はおしっことうんこの穴の間に、赤ちゃんが生まれてくる穴があって、そこから血がでる時期が月に一度ある」と教えました。ちゃんと教えないと、姉に生理がきているときにプールに行けないのゴメンね、が言えなくなるし、娘がきちんと始末ができない最初の数回は、彼にも汚れた下着等がどうしても目にふれますから。4年生のときには、同じクラスの女の子よりよっぽど詳しい男の子のできあがり、という感じになりました。「おかあさん、ちぃちゃん生理始まってるみたいだよ」なんて教えてもらっちゃったこともあります。「男には生理は無いのか」なんぞと聞かれたことがありますが、「白いおしっこみたいなのが出たら教えてくれ」と言ってあります。はたして教えてくれるのでしょうか、楽しみです。
 息子には、こうやって赤ちゃんを生むんだよ、などと分娩台にいる格好なんぞして、「生まれるごっこ」なんぞをして遊んだことがありますが、なぜか彼は「どうやって作るのか」ということを思いつかないらしく、聞いてもこない。不思議です。そのうちませたガキから洗礼なんぞを受けるんでしょう。