リツエアクベバ

satomies’s diary

新記事:「消化不良」を消化

↑の文章書いて、新記事:消化不良を消化。
そうか、わかったぞ。
本文中の「『自分たち』以外の人間関係を成立させることができない子ども。」
この子たち、家庭でしか育てられていない。
地域の子ども会という育成団体が無い地域、あっても活動参加率が悪い地域、野球やサッカー等の活動に参加していない、そういう子どもたちにこの手の子が多い。
親と担任の教師くらいしか、「自分たち」以外の人間関係を成立させる習慣・経験が無い。
なるほどね。
やっぱり、子どもっていうのは、親だけじゃ育てられない。
そのこと、大事なんだな、と思う。
障害がある子を持ったから、親だけで育てるのではなく地域で育てることを常に考えてきた。障害がある子にとって、地域の理解というものは育つ上でとても大きい。
でも、子どもが地域で育つってことの大切さは、障害のある無しだけじゃ語れないんだろうな、きっと。
ウチに遊びに来る子どもたち、来たときには必ずわたしが玄関のドアを開いてやり「いらっしゃい」と声をかける。帰るときには必ずわたしが玄関のドアを開いてやり、外に出て姿が見えなくなるまで見送ってやる。
「いらっしゃい」と声をかけないと、黙って入ってきて靴を脱いで上がっていく。声をかけると「こんにちは」だの「お邪魔します」だのが出てくる。帰るときに「気をつけて帰りなさいよ」と声をかけると、「『自分たち』以外の人間関係を成立させることができない子ども」も挨拶を返す。
そういうことって大事なんだな、と改めて。高学年になってきて「大きい子」になってきたけれど、まだまだちょっと関わってみようかな、と思う。
勝手な感想で言えば、見送ってやるときに一度ふり返ってくれる子はかわいいな、と思うな。