リツエアクベバ

satomies’s diary

ワクチン2回目

今日の午後、ワクチンの2回目接種。いっしょに接種の息子がくる。娘は弟が来てテンション高い。二時過ぎに接種。

夫と息子と、ネットで焼肉屋を閲覧。

息子が家に来る。8月にお盆に来て。二週間して、ワクチン1回目で来て。それから二週間して舅の一周忌で来て。その翌週にワクチンで来て。ずっと泊まりで来ている。

せっかく家を出たのに、そんなに頻繁に泊まりで戻らせるのもちょっと気の毒な気がする。なのに次の日曜日は息子の誕生日だ。

また泊まりで来させるのもなんだな、と思う。ねえ、あのさ。この子の誕生日の日曜日、焼肉食べに行かないか?

先週来たときに、そんな提案をした。焼肉屋は換気がいいとかだ、個室のところを探してもいいな。

今年に入って、何度か友人と会った息子を別として。わたしたちは今年初の外食の予定を立てる。今年初だ。
なのに、わたしたちは全員コロナの罹患経験がある。ううむ、運が悪いのか。
でもあの時期だったことは運がいい、デルタ株だったら大変だった。

そんな会話を飽きもせず繰り返す。

めんどくせー

娘を連れてスーパーに行った。駐車場から乗ったエレベーターで、60代後半くらいの女性がいた。降りる時に開くボタンを押してくれたので、お礼を言って降りた。

カートを出している時に、娘がスタスタと店の中に入っていった。そうしたら、さっきの女性がわたしに、「ちょっと、行っちゃったわよ」と言った。

はい。と答えた。自分が買いたいもののところに行きました。

「ちょっと、ひとりで行っちゃったわよ」。

はい。と答えて。中で合流しますから。
それから付け加えて言った「大人です。もうすぐ30歳です」。

「あ、そうなの」。その顔を見ながら、ああ、子どものダウン症だと思ったんだなと思う。138センチの低身長だから、とは思うけれど、明らかに子どもではない。

とりあえず「お気遣い、ありがとうございます」と言う。

「わたしはね、福祉のこと、やってるので」


めんどくせーー。大人のダウン症がわからないし、1人行動を真っ向から否定するし、どこの福祉の端っこかよと思う。
ボラでもちょっと入ったくらいか。
まあ、いいけど。よくないけど。

9月第2週のコロナ

数字

神奈川

  • 9月5日(日) 1242 -1120
  • 9月6日(月) 971 -748
  • 9月7日(火) 738 -803
  • 9月8日(水) 1099 -822
  • 9月9日(木) 804 -934
  • 9月10日(金) 829 -1040
  • 9月11日(土) 862 -771

※週合計で6237人減少

横浜市

  • 9月5日(日) 590 -338
  • 9月6日(月) 486 -392
  • 9月7日(火) 233 -326
  • 9月8日(水) 376 -330
  • 9月9日(木) 311 -321
  • 9月10日(金) 361 -484
  • 9月11日(土) 338 -405

※週合計で2596人減少

遅い集計

あれ?前はどのくらいの数字だったっけ。と過去何度も思ったので、週の数字を残しておこうと思ったが。
地味にめんどくさいので、なんとなく出遅れた。
でも、この下降時期をちゃんとつけておこうと思って集計。もう木曜日だけど。

私の中のあなた

amazon primeで昨日映画を観て。その流れで以前観たものを再度観る。

私の中のあなた : 作品情報 - 映画.com

白血病の娘を救うため、ドナーを作るために、遺伝子操作をして作った娘を生かすための子どもアナ。生まれてから姉に数々の医療提供をしてきたが、11歳、腎臓提供をしなければならなくなったところで「わたしの体はわたしのものだ」と両親を相手に訴訟を起こす。

映画と原作はラストが違う。映画を見てから原作を買い、読んだ。死んでほしい人などいないが、原作は死んでほしくない人が死んだ。

映画を再び見たら、原作が読みたくて困る。原作は、ちょっと前に捨てた。文庫本だったので。文庫本を読むのは、すっかり目がきつくなった。
しかし読んで読めないわけじゃない。すごい後悔。

ブックオフで単行本、買おうかな。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン

LINEでおしゃべり。
シウマさんの携帯番号下四桁合計数字の占いの話をしていた。14だという友人が、なんだか自分はシューティングゲームをやらなきゃならないらしいと。

それじゃと、web上で簡単なシューティングゲームができるサイトを見つけて一緒に遊んだ。そうしたら。

なんかダウン症のひとが出る広告が出たと。へーとかほーとか。その流れでダウン症の人が出てくる映画の話に。

調べてみたらおもしろそうだった。

tpbf-movie.jp

amazonのプライム特典で観られる作品だったので、すぐ観る。
感想は、「素晴らしかった」。シリアスでもお涙ちょうだいでもきれいごとでもない。これは、まずロードムービーとしておもしろい。

そして、登場人物が少ないので、ひとりひとりのドラマがしっかりとこちらに届く。

観た後に、この動画を観る。この映画ができた発端のストーリーもおもしろかった。

『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』特別映像:ザックの物語 - YouTube

百合

父が死んだ時に。姉が、葬儀の花に百合はいらないと言った。百合は香りがきつくて気持ちが悪いと。わたしは特に百合に興味もなかったのでそんなものかと思った。

斎場の花の相談を葬儀屋としている時に、母が百合をたくさん入れてくれと言った。百合は父の好きな花だからと。(ああ、そうなんだ)と思った。そんなことはわたしは知らなかった。姉は百合がどうのとは、もう言わなかった。

百合を見ると、父の好きな花なのかと思うようになった。そんなことはわたしは知らなかった。

昨日、舅の一周忌の祭壇の花の一部を持ち帰った。墓に供え、仏壇に供え、家に持ち帰った。わたしは百合をたくさん持ち帰った。強い百合の香りに、なんだか葬式の匂いみたいだと思った。

今日、朝起きたら気持ちが悪かった。目眩がするような、ムカムカするような感じだった。何も思い当たることはない。ふと、姉の言葉を思い出した。わたしは百合の香りに反応しているのかな。

百合の香りで検索をかける。結局のところ、よくわからない。

百合の花瓶を日中、外に出した。花粉を取り除いた。昨日とは置く場所を変えた。昨日より香りは弱くなった。
欲張って持ち帰った百合の本数が多すぎたのかもね。

一周忌

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舅の一周忌が終わった。

法要のお経が流れる中、わたしが四月に死んでいたら、こうやって家族はわたしを送ったのだなと。そんなことを考えていた。

生きるということは、送るということだ。人はいつか、不在を日常にし、前を向いて歩いていく。

祭壇にあがった花を持ち帰る。お墓に飾り、仏壇に飾り。それからわたしが欲しい分を持ち帰った。

部屋に百合が香り、今まで送ってきた人たちを思う。