リツエアクベバ

satomies’s diary

ザ・ピーナッツバター・ファルコン

LINEでおしゃべり。
シウマさんの携帯番号下四桁合計数字の占いの話をしていた。14だという友人が、なんだか自分はシューティングゲームをやらなきゃならないらしいと。

それじゃと、web上で簡単なシューティングゲームができるサイトを見つけて一緒に遊んだ。そうしたら。

なんかダウン症のひとが出る広告が出たと。へーとかほーとか。その流れでダウン症の人が出てくる映画の話に。

調べてみたらおもしろそうだった。

tpbf-movie.jp

amazonのプライム特典で観られる作品だったので、すぐ観る。
感想は、「素晴らしかった」。シリアスでもお涙ちょうだいでもきれいごとでもない。これは、まずロードムービーとしておもしろい。

そして、登場人物が少ないので、ひとりひとりのドラマがしっかりとこちらに届く。

観た後に、この動画を観る。この映画ができた発端のストーリーもおもしろかった。

『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』特別映像:ザックの物語 - YouTube

百合

父が死んだ時に。姉が、葬儀の花に百合はいらないと言った。百合は香りがきつくて気持ちが悪いと。わたしは特に百合に興味もなかったのでそんなものかと思った。

斎場の花の相談を葬儀屋としている時に、母が百合をたくさん入れてくれと言った。百合は父の好きな花だからと。(ああ、そうなんだ)と思った。そんなことはわたしは知らなかった。姉は百合がどうのとは、もう言わなかった。

百合を見ると、父の好きな花なのかと思うようになった。そんなことはわたしは知らなかった。

昨日、舅の一周忌の祭壇の花の一部を持ち帰った。墓に供え、仏壇に供え、家に持ち帰った。わたしは百合をたくさん持ち帰った。強い百合の香りに、なんだか葬式の匂いみたいだと思った。

今日、朝起きたら気持ちが悪かった。目眩がするような、ムカムカするような感じだった。何も思い当たることはない。ふと、姉の言葉を思い出した。わたしは百合の香りに反応しているのかな。

百合の香りで検索をかける。結局のところ、よくわからない。

百合の花瓶を日中、外に出した。花粉を取り除いた。昨日とは置く場所を変えた。昨日より香りは弱くなった。
欲張って持ち帰った百合の本数が多すぎたのかもね。

一周忌

f:id:satomies:20210912225428j:plain

舅の一周忌が終わった。

法要のお経が流れる中、わたしが四月に死んでいたら、こうやって家族はわたしを送ったのだなと。そんなことを考えていた。

生きるということは、送るということだ。人はいつか、不在を日常にし、前を向いて歩いていく。

祭壇にあがった花を持ち帰る。お墓に飾り、仏壇に飾り。それからわたしが欲しい分を持ち帰った。

部屋に百合が香り、今まで送ってきた人たちを思う。

いよいよ明日

月日はどんどん過ぎる。明日は舅の一周忌。

娘に話す。明日は朝起きて、ごはんを食べて、黒い服を着てお寺に行く。なむなむして、おしょうこうをする。わかった?よろしくね。

誰も来ない。義兄が仕事を隠居して東京から千葉に転居した義姉にも、九州の義妹にも、コロナ禍だから無理しなくていいと言った。息子を呼んでうちの家族四人と義妹、それだけ。会食もしない。

今日、息子が前泊で来た。秋だ、布団と長袖や長いズボンを持ち帰れと言う。

明日は早めに帰るとのこと、今夜の夕食にあれこれ食わせて腹がぱんぱんになる。親というものは、子どもの腹にせっせと食べ物を入れたい生き物だね。

カレンダーとか、話を聞くとか

家の中にいくつかカレンダーがある。
月がかわるとめくるのだけれど、いつも家の中のどれかひとつ、それを忘れる。

今日、忘れていたカレンダーを9月にする。もう10日なんだなと思う。

今日は考えることがたくさんあった。全て人を思うものなので、記載はしない。ただ、この日に人を思うことがあったと。そう未来の自分に伝えておく。

雨の郵便屋さん

書留がきた。

ジャバジャバジャバジャバ降る雨の中、郵便屋さんが来た。「こっち、こっち」と、玄関先の濡れない場所に呼んだ。

届ける封筒をビニール袋に入れて渡してくれて、受け取りのハンコを押した紙をジッパー付きの透明なケースに入れた。
大雨仕様の郵便屋さんをあまり見たことがなかったなあと、一連の動作を見て思う。

「大雨の配達、大変ですね」
そう言ったら「大変なんですよ」と言いながら、自分の口を指差して。
「マスクもすぐビチャビチャで、こんなの意味があるかわからないレベルになっちゃって」

あー、そういうこともあるんだなと思う。いろいろ派生しておととしには無かった問題が、あちこちでたくさんあるのだろうなと思う。

夫の受診

今日は夫の受診、交通事故の足。
足首に入れたボルトを取る手術を、11月にすることになった。

ボルトは、入れたままでもいいが、あとで痛みが出るケースもある。

  • 一度ここで治療を終了して、痛みが出たらまた手術について考える。
  • このまま、ボルトを抜く手術を選択する。

前者は健康保険利用の自己負担、後者は交通事故の治療として相手方の保険会社負担。

ということで、夫は後者を選択。あとでどうのの可能性があるなら、取ってしまいたいと。

12月の事故は、結局一年がかりになるのだなあと思う。それが終わってやっと示談交渉か。いろいろ初体験。