リツエアクベバ

satomies’s diary

記録更新/11月18日

コロナの新規感染者数は、木曜日の数値が1番高く出る傾向があるんだそうだ。
全国の感染者数の最高値を更新した昨日、「明日は木曜日」という発言があった。統計上の傾向通り、最高値は更新された。

東京534人、全国2388人。神奈川205人で昨日の226人より少ないものの200人代を切ることはない。

今日、外出した時に。交差点のところでご高齢の元気な方が3人で立ち話をしていた。あなたも気をつけてね。でもさー、気をつけてって言ってもこれ以上何をしたらいいかとか。ねー。

ほんとそう。マスクして日常生活を送って、手を洗って。毎日こつこつとふつうの生活をしている人が大半じゃないかと思う。

テレビの話題が増えたのを見ながら、今回の最新値更新は「買い占めが何も起きなくていいなあ」と思う。

切手が行方不明

舅がたくさん切手を集めていた。わたしの母が舅や義妹によく絵葉書や手紙をしたためていたので、義妹がこれをあげてとわたしに切手を託してきた。
最近のシール式の切手。花だのなんだのと美しいシリーズ。

先月母のところに行き、切手を渡した。早速母は、その中の一枚を使って義妹に手紙を書いた。

義妹のところに届いたときに、封筒には切手が貼ってなかった。剥がされた跡と、かけた消印があった。切手があってその上に消印があり、そして剥がされたような感じ。

「どんなの貼ったの?」
「すごくきれいなやつ」

先週、喪中葉書を出し終わった。先々週、舅と夫関連のものを出し。先週、わたしの人間関係に出したのだけれど。

今日、一通戻ってきた。
喪中葉書には「故人が趣味として集めていた切手を使う。供養としてご覧いただければ幸い」と入れて、いろいろな切手を貼って出した。

今日戻ってきた葉書には、複数の切手が貼ってあったのだけれど。一枚だけ切手が貼ってあった。消印は、複数の切手に押されたのがわかるようになってた。

配達の人、なのかしら。言ってくれればさしあげるのに。

親戚のおじさん

先週、娘が病院で採血をした。

娘は娘の人生の中で、21歳まで「医療行為豪傑」だった。予防注射にひるみもせず、ヒョウソウで指が膿んだときはメスに向かって指を突き出す。目医者も歯医者も耳鼻科も、苦労したことがなかった。

21歳で、急に「医療行為弱気女」になった。採血や予防注射を非常に怖がる。できなくはないが、とても頑張らなければならない。いや、最初のきっかけになったときは怯えきって採血ができなかった。

なぜか。理由の推測はいくつかできるが、誰も本人ではないのでわからない。今日の彼女に向かい合って支援を考えていくだけだ。

怯えきって採血ができなかったときは、事業所での健康診断だった。同じ場所で同じ検査は4回目で。あまりに去年までと違うので驚き。しかし新しい支援の組み立てとして、事前から伝えて励ました。がんばる、やりとげる、誇らしくよろこぶ、の流れがやがて定着した。

今回の採血で、処置室で看護士さんに言った。「採血はできる、平気なフリをする。でも不安は強いので付き添う」。

看護士さんは娘に声をかけ励まし、「おかあさんに手をつないでいてもらいましょうか」と言った。娘はわたしの手を振り払った。
でも、処置室を出た時にぴったりとくっついて座ってきて、息遣いがはあはあと早かった。緊張したんだろう。

さて。あとは大威張り。いちいち小さい絆創膏を貼った腕を突き出す。「えらい、えらい。がんばったねー」と褒めると「がんばったねー」と返してくる。まあ何度も繰り返してくるが、仕方がない。がんばったんだろう。

いや、しかし。爆笑した。
娘が弟に向かって、同じように絆創膏を貼った腕を突き出した。
「あ、えっと、注射、したの、かな」。

娘はずっと「姉」で。自分よりずっと大きくて、すっかり世界が違う弟なのだけれど。信号や横断歩道を渡るときは弟の背に手をやり弟を守る。両方成人している今でもだ。子どもの頃も、母に頼まれて弟を守ることを真剣に取り組むが、弟に世話をされるなんてことは絶対に許さなかった。そして今でも弟を守る姿勢を見せることがよくある。とにかく彼女は頑として「姉」であり続ける。そして「弟」はその「姉の心」を理解している。「弟」は、ひたすら「姉大好き子ども」だった自分を知っている。

「弟」は、腕を突き出す「姉」に、「がんばったねー」とか「えらかったねー」とか言えないんだ。なんせ「姉」は姉の意志として「姉」であり続けてるんだから。そんなえらそうな物言いができるわきゃない。

じゃ、どーすりゃいいんだ。なんて言えばいいんだ。と葛藤した彼が出した答えは「あ、えっと、注射、したのかな」。

なんかアンタ、子どもに慣れてない親戚のおじさんみたい!と、母は大爆笑。

「だって、さー」。

わかる、わかる、よくわかるよ。いい子だね。

コロナとダウン症

金曜日の健診で、医師が話していたことメモ。

ダウン症がある人は、結局は「人」

緊急事態宣言など、コロナ禍について。この医師が聞く限り、安定して過ごした人が多い実感があるとのこと。
「私も少し驚いたところはある」。なにしろ初めてのこと、不安定になる人が多いのではと予測していたが、そんなこともなかった。
テレワークや飲み会の自粛など、家族が家庭に集う機会が増えた。ということが影響しているのか、とも思うと。
状況の変化の中で、周囲の人間との過ごし方が安定の鍵を握るのではないか、との話。このあたりをまとめて「結局は『人』」というワードになった。

ダウン症とコロナの関係

コロナに関して「持病のある人はハイリスク」ということになっているが、では「ダウン症」自体がコロナ感染にハイリスクになるのか。

このことについて、多くの方から聞かれた。ずいぶん論文を調べたがそうした類のものが見つからなかった。
最近やっと、ダウン症とコロナの関連の論文が出てきたが。そこに出てくるダウン症がある人に、循環器や内臓疾患など合併症の記載が出てくる。「健康なダウン症がある人」のデータではなく、「健康なダウン症がある人」に参考になるデータとは言えない。

それらを考えると、「現状、ダウン症自体をコロナ感染時の重症化のリスクとは言えない」「それらを考察するデータが存在しない」ということになる。

紅葉散歩

いい天気なので、近くの公園に行く。

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秋ですね。

父が死んだのが四月で。その後の五月の連休に大きな公園に出かけて。
木々の中でいろいろ考えたなと思い出した。

舅が死んで、もうすぐ二ヶ月。

娘の健診

今日は、娘の年一回のダウン症者としての健康診断。

昨年の健診の採血の検査で「要経過観察」の箇所があり、今年も採血。採血後、説明あり。

www.kuma-h.or.jp

自己抗体の数値が高い。甲状腺の数字自体は正常。

www.kuma-h.or.jp

あとは、親仲間の間でしょっちゅう話題にのぼる「卒業の話」。
年に一回、健診に行くのは「神奈川県立こども医療センター/遺伝科」。
次回来年の健診時30歳なので、その時に卒業や転院先について話しましょうとのこと。