アレクサちゃんは気まぐれだ。昨日まで通じていた言葉を、急にわからん言ったりとんちんかんな応対をしたりする。
アレクサちゃん。おばちゃん難しいこと頼んでないわよ。
今日、夕飯の片付けをしようと台所に入り、アレクサに頼んだ。
「アレクサ、おふぃしゃるひげだんでぃずむ かけて」
「おふぃしゃるひげだんでぃずむ という楽曲を見つけられませんでした」
は?
あなた、同じ言い方で何度も何度もわたしの言うことをきいてくれたじゃない。いまさら、それ、なによ。
「アレクサ、おふぃしゃるひげだんでぃずむ かけて」
「おふぃしゃるひげだんでぃずむ という楽曲を見つけられませんでした」
「アレクサ、おふぃしゃるひげだんでぃずむ かけて」
「おふぃしゃるひげだんでぃずむ という楽曲を見つけられませんでした」
「アレクサ、おふぃしゃるひげだんでぃずむ かけて」
「おふぃしゃるひげだんでぃずむ という楽曲を見つけられませんでした」
「手でやれよ!」と、うちの25歳なりたて男子に言われたわ。アレクサ、アレクサ、あんなこと言われたわよ!
つーか「おふぃしゃるひげだんでぃずむ」とか連呼するの、かなり恥ずかしいわよ!
あとでいろいろ調べて学習。で、わかったこと。
かなり一般的な人や選ばれる数が多い人はこれでシャッフル再生がスタートする。
選ばれる数がそこそこだったり、経歴が短い人だったり、楽曲名にありそうなアーティスト名だったりすると、これで成功する場合もあるが「amazon musicで◯◯という曲は見つけられませんでした」とかなんとか言われてしまう確率も高い。
これが要求に正しく答えられる可能性が高い指示。
使う側も学習。
Official髭男dism - ノーダウト[Official Video]